CAIに参画
— CAI/C2PS, Adobe — 2 min read
ChatGPTの衝撃は大きなものがありました。
弊社はクラウドにすべてのデータを集めることは不合理であると考え、
データを移動させずに発生源でそのまま分析させるHybridComputing™ (HC)を研究開発
しております。しかし、ChatGPTを実現しているLLMは、巨大かつ距離的に離れたデータを
頻繁に相互参照する知識プールを必要としており、それは巨大なクラウドでしか
実現しえないものだからです。HCとは真逆の発想と言えるでしょう。案の定、LLMでは
プライバシーの保護が課題になっています。
LLM全盛時代におけるHCの在り方は模索しつつも、LLMがもたらす功罪を検討しました。
やはり、フェイクデータの精度が急激に向上し誰の手でも作り出せるようになったことの
影響が大きそうです。
フェイクデータを見分けることは困難ですが、弊社の創立の意義であ る「本人主義」
に立ち返りますと、自分のモノは自分のモノと証明できる仕掛けがその対応の一助と
なりうると考えます。
そこで、弊社ではAdobeが主催するCAIにメンバーとして参加する事に致しました。
CAI - Content Authenticity Initiative
IoTで生成されたセンサーデータをCAIで保護する技術開発を進めております。